週刊OSM 429

 

2018/10/02-2018/10/08

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土地利用分布マップ[1] | © GIScience Research Group, Map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • 災害時の一時集合場所(emergency=assembly_point)へ対応する災害の種類を(火災、津波、地震、竜巻)を指定するassembly_point:purpose=への投票が始まりました。
  • Warin61氏は公共交通機関のルートリレーションに壊れているものが多いことに気づきました。彼はGeoFabrik社が提供している検証ツールOSMInspectorでエラーを発生させない最低限の要件について説明しています。彼が書いた説明ではWikiのページを見るよりも簡単にバスのルートリレーションを作れます。

コミュニティ

  • OSMマリが主催するセグー市OSM強化合宿は3年目に入りました。地元の大学生向けに開催しており、受講者は累計70人に達しました。

OpenStreetMap Foundation

  • OpenStreetMapブログでJinal Foflia氏がOpenStreetMap Foundationへの参加を呼びかける記事を書きました。なぜOSMFメンバーになるべきか、どのようなメリットがあるのか、どのように申し込むのかが説明されています。まもなく会費の免除プログラムも始まるそうです。
  • OSMアメリカの執行役員にJaye Matthews氏が就任しました。本職は常勤職として新設されたポジションであり、40名を超える応募者から選出されました。Matthews氏はNPOの代表者として20年以上の経験を有しています。なおOSMは初めてです。

イベント

  • 10/19にイタリアのトリノで車椅子でのアクセシビリティに重点を置いたマッピングパーティーが開催されます。
  • 10/16-18にフランクフルトで開催されるINTERGEOの中のイベントOSGeo-Parkの講演プログラムが公開されました。

OSM人道支援

  • インドネシアのTribunnewsは壊滅的な地震や津波の被害を受けたパル市ペトボの地域をマッピングしたOpenStreetMapインドネシアの活動について報じて(自動翻訳)います。マッピングに使われた画像は10/2にDigitalGlobeによって作成されました。
  • OSMのマッピングへ積極的に取り組むウガンダ統計局(UBOS)では11人の職員がJOSM、QGIS、現地調査でのモバイルデバイスの使い方を学びました。ウガンダ共和国にも克服すべき問題が多くありますが、OSMはそれらの問題解決の手助けができます。
  • 非常に強い勢力のハリケーン「マイケル」が上陸する前からフロリダ州パンハンドルではタスクが作られマッピングが進められています。Matthew Gibb氏はこのタスクの検証作業をできるベテランマッパーを探しています。
  • ウォーリック大学(英国)で、人道支援活動での地理空間データの作成によって健康及び福祉に及ぼす影響を改善することに関するワークショップが開催されました。
  • 10月です。ハックトーバーフェストの季節です。HOT社はTasking manager等のオープンソースソフトウェアへの貢献を呼び掛けています。

地図

  • Cartisan社がディリジャン国立公園(アルメニア)のハイキング向け地形図(サンプル)を作成しています。この地図の作成にはOSMデータが使われており、Cartisan社は同地域のOSMデータに多大な貢献をしています。なお本活動を推進するために、地元NPOと共同でクラウドファンディングで支援を募集中です。
  • Raymond Inzitari氏が木材の板で芸術作品を作るビジネス立ち上げた経緯を書いています。彼は木材の板をカットしたりレーザー彫刻する作品を制作していますが、OSMのデータからレーザー機器が扱えるAdobe Illustratorのファイル形式に変換する手法の開発に半年以上の時間がかかりました。

オープンデータ

ソフトウェア

  • VROOM(自動車向けルート検索ソフト)の次期バージョンでは時間ウィンドウ制約に対応します。現在デモサーバでベータテスト中です。
  • ビルトインカーナビの地図を更新する費用が高いと感じたことはありませんか? OpenMapTilesをベースにしたフリーなナビゲーションシステムを自作する方法が紹介されています。RaspberryPiや液晶画面、GNSS受信機が必要で、後部カメラを追加することもできます。
  • ゲーム配信プラットフォームSteamで販売されている Generation Streets というゲームではOSMのデータを使った街並みが3Dで美しくレンダリングされます。
  • Richard Fairhurst氏は新しいOSMエディタDerivisteの概念実証を公開しました。このエディタは主にMapillaryやBing StreetSideの画像を見ながら編集するために考え出されました。

プログラミング

  • オラクルによってリリースされる最新版のJavaでは利用可能な機能が削減されています。この変更を受けてOSGeo FoundationはGeoServerなどJavaを使っているソフトウェアをJavaの更新に対応できるようにするコードスプリントを予定しています。
  • Javaの機能削減はOSGeoだけの問題ではありません。トークメーリングリストではJOSMを別のプログラム言語で再開発する必要があるか質問が投げかけられました。
  • OpenRouteService APIに、指定したエリアをルート検索対象から除外する機能が付きました。この機能を使うと、例えば洪水時に浸水エリアを避けてルート検索することができるようになります。洪水に関する位置情報付きツイートを収集して検索結果にリアルタイムに反映するためのコードをHeiGITの研究者が作成しました。
  • ウェブサイトに地図を表示する方法はGoogleマップ、Mapbox、Leafletだけはありません。JavaScriptのVue.jsというフレームワークとd3.jsというライブラリを使ってインタラクティブな地図を作成する方法をMikhail Panichev氏が説明しています。

ご存知でしたか?

  • JOSMには指定したウェイの線分と平行、直角、または指定された角度でウェイを追加するアングルスナップという機能があります。
  • 公共交通機関のルートを表示する ÖPNVKarte

メディア掲載

  • Centésimo MonoはCarlos Brys氏へのインタビュー記事を公開しました。Carlos Brys氏はミシオネス州(アルゼンチン)で開催されたマッパソンについて語り、特に現地での情報収集の重要性を強調しています。

その他の “ジオ” な事柄

  • スコットランド議会で、公的機関が作成する地図でシェトランド諸島を「枠」に入れることを禁止する法案が採択されました。Kenneth Field氏(ESRI社地図作成者)は、「枠」の使用は合理的な選択であり議会の判断はナンセンスであることをブログ記事で解説しています。
  • [1] 欧州宇宙機関ESAのセンチネル-2衛星が撮影した写真とOSMデータを照らし合わせて、landcoverデータやlanduseデータをチェックするクラウドソースマッピングをハイデルベルク大学が主催しました。データはこちらの地図で確認できます。
  • 視覚障碍者向けの地図(触地図と音声案内)についてChris Wayne氏が解説記事を書きました。最新の開発事例についても触れられています。
  • 視覚障碍者向けの記事をもう一つ。Microsoft社がGuide Dogs UKと共同で開発した Soundscape は立体音声で周囲にある地物の情報を教えてくれます。地物の情報にはOSMデータが使われています。
  • Friends of the Earthが、英国の土地利用面積1%を1秒で表現した動画を作成しました。
  • ここ6ヶ月でWikidataに登録されたデータの分布に関する分析記事がaddshore.comに掲載されました。地域ごとにみると、アフリカではWikimania 2018の開催により登録されたデータが多かったとのことです。

まもなく開催

場所 名称 開催日
Samara Mēda Mapping party in Oktyabrsk 2018-10-01-2018-10-14 russia
ベルリン 124. Berlin-Brandenburg Stammtisch 2018-10-12 germany
ナント Participation au « Village des sciences » lors de la Fête de la Science à l’Hôtel de région 2018-10-12-2018-10-14 france
Frankfurt am Main Intergeo 2018 2018-10-15-2018-10-18 germany
ケルン・ボン空港 Bonner Stammtisch 2018-10-16 germany
リューネブルク Lüneburger Mappertreffen 2018-10-16 germany
カールスルーエ Stammtisch 2018-10-17 germany
Vienna Stammtisch 2018-10-17 österreich
Mumble Creek OpenStreetMap Foundation public board meeting 2018-10-18 everywhere
モスクワ Shemotehnica No. 18 in the office of “Urbica” 2018-10-19 russia
ハンブルク ITS-Hackathon “Mobility meets Logistics” 2018-10-19-2018-10-20 germany
カールスルーエ Karlsruher Hackweekend 2018-10-20-2018-10-21 germany
ブレーメン Bremer Mappertreffen 2018-10-22 germany
ノッティンガム Pub Meetup 2018-10-23 united kingdom
アルロン Espace public numérique d’Arlon – Formation Consulter OpenStreetMap 2018-10-23 belgium
ケルン Köln Stammtisch 2018-10-24 germany
リューベック Lübecker Mappertreffen 2018-10-25 germany
バンガロール State of the Map Asia 2018 2018-11-17-2018-11-18 india
メルボルン FOSS4G SotM Oceania 2018 2018-11-20-2018-11-23 australia

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, Polyglot, Rogehm, SK53, derFred, k_zoar, muramototomoya.

One thought on “週刊OSM 429

  1. Simon Poole says:

    OSM US is not a local (or otherwise) chapter of the OSMF and so it is a bit weird to find its news under the OSMF heading.

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