週刊OSM 355

2017/05/02-2017/05/08

Citylines von Bruno Salerno

ロンドンのCitylines地図 1 | © Mapbox © OpenStreetMap ODbL

マッピング

  • どこまで詳細にマッピングするのが適切なのでしょうか。公園の迷路までマッピングしてもよいものでしょうか。Redditで議論スレが立っています。
  • バスの乗降のために道路が広がっている部分(バスベイ)をタグ付けする bus_bay=* が承認されました。
  • ノードが方向を指すことができないため、道路の停止線や一時停止などの表現ができない問題をリレーションを使ってマッピングする方法を Paul Johnson 氏が提案しています。
  • Thilo Haug 氏が aeroway=spaceport の Wiki ページを作りましたが、このタグが投票などによる承認があったものではないため、非難の的になってしまいました。Wiki のページを利用した議論が行われていたため Frederik Ramm 氏がタグについての議論は Wiki ページではなくタグ付けメーリングリストで行うように指摘をしています。
  • Mattias Dalkvist 氏が樹木が茂っている牧草地を表現するタグ meadow=wooded_meadow提案し、コメントを求めています。
  • Michael Tsang氏が公共交通機関の「自由乗降区間」のタグを提案しています。
  • Manohar 氏は OSM で行われているポケモンGOのための編集についてユーザー日記を書いていて、特定のポケモンを出現させるための「バイオーム」としてマッピングされたオブジェクトについても取り上げられています。
  • 昔はマルチポリゴンリレーションを作成する際、タグ付きouterウェイをメンバーに入れ、リレーションそのものにはタグをつけていませんでした。現在ではこの作成方法は非推奨となっています。古い方法で作成されたマルチポリゴンはほとんど修正されたと Lukas Martinelli‏ 氏がツイートしています。

コミュニティ

  • OpenCage Data ブログにチュニジアの Mohamed Marrouchi 氏へのインタビューが掲載されています。
  • ベルギーの OSM コミュニティは2017年4月の「今月のマッパー」を Ben Abelshausen 氏に選びました。
  • FOSS4G+SOTM アルゼンチンへの発表の申し込みは2017年7月31日が期限です。このイベントはブエノスアイレスで10月23日から28日にかけて開催されます。
  • オックスフォード大学で「デジタル地理学研究員」のパートタイムを募集しています。申し込み期限は2017年6月15日です。
  • 人道支援マッピング団体UHMが開催した会議で、OSMコロンビアが災害マッピングに関するワークショップを行いました。ワークショップでは、災害復興時における参加者間コミュニケーションで有用なツールについて紹介されました。
  • Pascal Neis 氏が HDYC で OSM アカウントの OAuth 認証を追加したことに驚きが広がっています。以前からプライバシーについてドイツ語フォーラム(長い投稿ですが読む価値はあります)やドイツ語メーリングリストで長く議論されていました。これらの議論は「OSMデータとは何であるのか」(編集者名や編集時間なども地理情報と同じライセンスで公開してよいのか)という方向に向かっているようです。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMF データワーキンググループは2017年第1四半期の活動報告を公開し、概要を説明しています。
  • OSMF は英国の会計士を探しています。
  • dieterdreist 氏は OSMF 正会員の所在をマッピングした世界地図画像を公開しました。あなたもメンバーになりませんか?

イベント

  • ネパールのカトマンズで開催される State of the Map 2017 アジアの参加補助金申請がスタートしています。
  • State of the Map 2017 会津若松のチケット販売が始まりました。今なら早期割引価格で入手できます。
  • デジタルデータの継続的な利用性を考えるカンファレンス、DINAcon 2017 での発表の応募期限は2017年5月20日までです。
  • アビニョンで開催される SotM フランスのプログラムが発表されましが、発表の応募はまだ受付中です。発表のほとんどはフランス語で行われます。

OSM人道支援

  • HOT はウガンダの難民施設をマッピングするプロジェクトを説明し、興味を持って協力してくれる機関を募集しています。

地図

  • [1] Bruno Salerno氏がCitylines.coを公開しました。このツールは、公共交通システムの再構築を検討するための協働プラットフォームで、OSM地図とMapbox GLを使ったフリーソフトウェアです。
  • KDEの地図アプリmarbleにフランス語OSM地図が表示されるようになりました
  • EuroVelo 13(通称「鉄のカーテン」道路)は、北極圏のバレンツ海から黒海まで7500kmにわたる自転車道です。公式アプリが公開され、OSMが表示されるようになっています。

ソフトウェア

プログラミング

  • 今年度のGoogle Summer of CodeにGiacomo Serva氏が採用されました。GSoCではJOSMの公共交通機関作成プラグインPT_Assistant pluginの開発を継続して行います。

リリース

ソフトウェア バージョン 更新日 備考
JOSM 12039 2017-05-02 See release infos.
Mapbox GL JS v0.37.0 2017-05-02 Three new features, eight bugs fixed and two development workflow improvements.
Mapillary iOS * 4.6.14 2017-05-02 Three bugs fixed, updated Mapbox.
libosmium 2.12.2 2017-05-03 Many changes, please read release info.
OpenLayers 4.1.1 2017-05-03 Patch release to fix several minor issues and two regressions in the 4.1.0 release.
Simple GIS Client * 9.0 2017-05-03 Processing OpenStreetMap data.
OSMaxx 3.10.0 2017-05-04 Please read release info.
PyOsmium 2.12.4 2017-05-04 Added Windows support, three changes and three bugfixes.
MapFactor Navigator Free * 3.0 2017-05-05 Many extensions and fixes, see release info.
Mapillary Android * 3.55 2017-05-05 Support different basemaps.
Naviki Android * 3.58.4 2017-05-05 Bugfix version.
Naviki iOS * 3.58.1 2017-05-05 Bugfix version.
StreetComplete 0.10 2017-05-06 Fix for opening_hours.
Kurviger Free * 10.0.23 2017-05-07 Smooth movement option, various enhancements.
Komoot Android * var 2017-05-08 No Infos.

Provided by the OSM Software Watchlist. Timestamp: 2017-05-08 20:24:45+02 UTC

(*) unfree software. See: freesoftware.

ご存知でしたか?

メディア掲載

  • Linux Journal が JOSM で OSM を編集する方法を簡単に説明しています。
  • Technical.ly 紙は Missing Maps が取り組んでいるジンバブエでのマラリアとの戦いについて記事を公開しました。
  • Techcrunch の報告によると Mapillary は190カ国25,000点に及ぶストリートビュー画像を自動運転用 AI システムの学習に使えるよう公開しているそうです。

その他の “ジオ” な事柄

  • 世界最長の歩行者吊り橋がハルツ山地(ドイツ)にオープンしました。
  • スマホ向け表示を最適化するツールMapbox Studio Previewが公開されました。
  • グーグルマップでハワイのケアラケクア湾に行くルートを検索すると、私道の通行を案内してしまいます。業を煮やした所有者が、入り口にグーグルマップ利用者向けに立入禁止看板を立ててしまいました。
  • Uluman氏が南アメリカの河川の流れを可視化したアニメーション地図を作成しました(via twitter)。

まもなく開催

場所 名称 開催日
プラハ Wikimedia Prehackathon 2017/05/12-2017/05/14 czech republic
ティラナ OSCAL (Open Source Conference Albania) 2017/05/13-2017/05/14 albania
レンヌ Réunion mensuelle 2017/05/15 france
グルノーブル Rencontre groupe local 2017/05/15 france
ボン Bonner Stammtisch 2017/05/16 germany
リューネブルク Mappertreffen Lüneburg 2017/05/16 germany
Viersen OSM Stammtisch Viersen 2017/05/16 germany
カールスルーエ Stammtisch 2017/05/17 germany
フライベルク Stammtisch Freiberg 2017/05/18 germany
アウクスブルク Augsburger Stammtisch 2017/05/18 germany
モスクワ Schemotechnika 10 2017/05/18 russia
アムシュテッテン Stammtisch Ulmer Alb 2017/05/18 germany
東京 東京!街歩き!マッピングパーティ:第8回 浜離宮恩賜庭園 2017/05/20 japan
大阪 【西国街道#04】摂津富田の街並みと寺社巡り 2017/05/20 japan
ブレーメン Bremer Mappertreffen 2017/05/22 germany
グラーツ Stammtisch Graz 2017/05/22 austria
ダービー Derby Pub Meetup 2017/05/23 united kingdom
リューベック Lübecker Mappertreffen 2017/05/25 germany
バンクーバー Vancouver mappy hour 2017/05/26 canada
アヴィニョン State of the Map France 2017 2017/06/02-2017/06/04 france
ザルツブルク AGIT2017 2017/07/05-2017/07/07 austria
カンパラ State of the Map Africa 2017 2017/07/08-2017/07/10 uganda
Champs-sur-Marne (Marne-la-Vallée) FOSS4G Europe 2017 at ENSG Cité Descartes 2017/07/18-2017/07/22 france
ボストン FOSS4G 2017 2017/08/14-2017/08/19 united states
会津若松市 State of the Map 2017 2017/08/18-2017/08/20 japan
Pātan State of the Map Asia 2017 2017/09/23-2017/09/24 nepal
ボルダー State of the Map U.S. 2017 2017/10/19-2017/10/22 united states
ブエノスアイレス FOSS4G+State of the Map Argentina 2017 2017/10/23-2017/10/28 argentina
リマ State of the Map LatAm 2017 2017/11/29-2017/12/02 perú

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, Peda, Rogehm, SeleneYang, Spec80, derFred, k_zoar, muramototomoya.

One thought on “週刊OSM 355

  1. Bryce says:

    I would love to see dates in the “upcoming events” section (and anywhere else that dates are used actually) be in ISO-8601 format (YYYY-MM-DD). Since this is an international community, if think we could all agree this would be a good thing.

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