週刊OSM 391

2018/01/09-2018/01/15

Ausschnitt aus dem OpenStreetBrowser

最新版になり再開されたOpenStreetBrowser 1 | © OpenStreetMap Contributors CC-BY-SA 2.0

マッピング

  • 北朝鮮に関するwebメディア38 Northを運営しているCurtis Melvin氏が、北朝鮮関連のデータがOSMに無断転載されたと述べています
  • Javier Sánchez Portero氏は特定のエリアで特定のタグがついていて特定の時刻に追加されたオブジェクトを非プログラマーでも抽出できるようにしたいと考えています。何回かOverpass APIのクエリが提案されましたが、彼の希望をすべて満たすものはありませんでした。
  • Stefan Nagy氏がオーストリアのメーリングリストでウィーンにある時間制限駐車区間について質問をしました。議論はタグ付けメーリングリストに移動して行われています。
  • Fernando Trebien氏はポルトガル式舗装のタグ付け方法をタグ付けメーリングリストで尋ねています。
  • ESRI World Imageryの最新版が以前ほど鮮明でないことがRedditOSMフォーラムで報告されています。
  • Pieter Vander Vennet氏はブルージュ(ベルギー)にあるいろいろな石畳・舗装をどのようにマッピングしているかをユーザー日記で説明しています。
  • Wille Marcel氏はOSMChaの最新版についての更新内容と拡張機能についてユーザー日記に記事を書いています。

コミュニティ

  • 品質管理ツールOSMChaでレビューした結果が変更セットの議論コメントに投稿されるようになりました。議論コメントが自動で投稿されるのは問題ではないかとMichael Reichert氏が疑問を呈しています。また、新しいレビュー機能についても批判しています。
  • ベルギーコミュニティが選ぶ2018年1月のマッパーはPieter Vander Vennet氏になりました。彼がOSMを知ったのは同級生からOsmAndを紹介された時です。初めて編集をしたのはオーストリアのスキー場でしたが、現在は自転車道のマッピングを行っています。OsmAnd、StreetComplete、JOSMそれからiDを組み合わせて現場でも自宅でもマッピングしています。インタビューの内容すべてをosm.beのブログで読むことができます。お見逃しなく!
  • Mapeznの創業者でCEOのRandy Meech氏がMapzenの運営終了と
    ビジネス戦略の背後にある哲学について彼の個人的な考えをブログに書いています。
  • Joost Schouppe氏がOSM科学メーリングリストが新設されたことをアナウンスしました。本メーリングリストは、最新の科学研究、OSM関連研究の計画、現地調査の支援等について話し合う場になる予定です。Peter Mooney氏、Frank Ostermann氏、Joost氏が運営するOSM科学コミュニケーションプロジェクトの一環で新設されました。

インポート

  • 英国で鉄道の速度制限データがインポートされる見込みです。メーリングリストでも議論されています。

OpenStreetMap Foundation

  • パイナップル基金(匿名のビットコインオーナーによる財団)が2018/1/10に18ビットコイン(約2400万円)をOSMFに寄付しました。OSMF年間予算の1.5倍に相当する金額です。詳細はRedditOSM Blogをご覧ください。
  • OSMFの理事会は経営アシスタントとして働くDorothea氏との契約を1年延長する予定です。
  • 総会以来初めての理事会が1/18(木)に開催されました。今回の議事録ドラフト版と11月に開催された理事会のアジェンダと議事録が公開されています。
  • Google Summer of Code 2018への参加についての議題を中心にしたOSMFのエンジニアリングワーキンググループのミーティングが1/15に開催されました。

イベント

  • SotMミラノの講演(口頭発表、講義、ワークショップ)を募集中です。応募締め切りは2月18日です。
  • OpenStreetMap USは2018年と2019年のSotM USの運営体制に対する提案を求めています。

OSM人道支援

  • HOTは非営利組織NetHopeの電子機器購入支援のサポートを受け、トルココミュニティの5つのプロジェクト向けにノートパソコンやスマートフォンを支給しました。コミュニティ活動の一例として、シリア難民のレイラ氏によるフィールドマッピングを紹介しています。

地図

  • [1] Stephan Bösch-Plepelits氏がOpenStreetBrowserが再開されたことを発表しました。最新版では自分でカテゴリを追加したりカスタマイズすることができます。
  • リゾートマンション(tourism=apartment)はヨーロッパだけでなく他の地域でも人気がでてきていてOSM上にも14,000以上のオブジェクトが登録されているため、OSMの標準地図スタイルでレンダリングが必要です。アイコン案のアイデアや投稿が歓迎されます。
  • オックスフォード大学の研究グループが、Google EarthエンジンとOSMデータを使って、大都市への移動時間を地図上に可視化しました。作成された地図はThe GuardianSpiegel-onlineで見ることができます。なお、データセットはCC-BY 4.0で公開されており、ライセンス上の問題があるのではないかとOwen Boswarva氏が疑問を呈しています。法的メーリングリストでも議論されています。

オープンデータ

  • 予算不足のため米国農水省は農業用衛星写真プログラムの利用を有償化する計画です。Mapbox社はこの方針を悪手であると述べています

プログラミング

  • OSMオペレーションチームはデフォルト接続をHTTPSにする準備を進めていて、すべての開発者に対してプレビューサイトでOAuth接続をテストするよう呼びかけています。
  • Paul Norman氏は開発者メーリングリストでメタタイルのサイズについて質問しています。
  • MapboxはMapzenの顧客にUnityを使うよう勧めています。

その他の “ジオ” な事柄

まもなく開催

場所名称開催日
モスクワJanuary Meeting2018-01-21russia
ブレーメンBremer Mappertreffen2018-01-22germany
ノッティンガムPub Meetup2018-01-23united kingdom
ViersenOSM Stammtisch Viersen2018-01-23germany
UrspringStammtisch Ulmer Alb2018-01-25germany
リューベックLübecker Mappertreffen2018-01-25germany
エッセンMappertreffen2018-01-28germany
デュッセルドルフStammtisch2018-01-31germany
ドレスデンStammtisch Dresden2018-02-01germany
モントリオールLes Mercredis cartographie2018-02-07canada
シュトゥットガルトStuttgarter Stammtisch2018-02-07germany
ベルリン116. Berlin-Brandenburg Stammtisch2018-02-09germany
near BrisbaneBeaudesert Mapping Party2018-02-10australia
東京東京!街歩き!マッピングパーティ:第16回 赤坂氷川神社2018-02-10japan
レンヌCartographie humanitaire2018-02-11france
ローマFOSS4G-IT 20182018-02-19-2018-02-22italy
ケルン・ボン空港FOSSGIS 20182018-03-21-2018-03-24germany
トリノMERGE-it2018-03-23-2018-03-24italy
ポズナンState of the Map Poland 20182018-04-13-2018-04-14poland
Disneyland Paris Marne/Chessy Railway StationFOSS4G-fr 20182018-05-15-2018-05-17france
ボルドーState of the Map France 20182018-06-01-2018-06-03france
ミラノState of the Map 2018 (international conference)2018-07-28-2018-07-30italy
ダルエスサラームFOSS4G 20182018-08-29-2018-08-31tanzania
バンガロールState of the Map Asia 2018 (effective date to confirm)2018-10-01-2018-10-31india

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

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