週刊OSM 447

2019/02/05-2019/02/11

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WhereGroup社のOSM地図 1 | © Leaflet | Imagery © WhereGroup | Map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • 災害や疫病で危機的状況にある地域で現代的な治療を行う国境なき医師団や多くのボランティアには高品質な地図が不可欠です。しかし多くの地域ではまず地図を作成するところから始めなければいけません。こういったマッピングに興味がある人に向けてMissing Mapsでは2/26にベルリンでマッパソンを開催します。
  • alexkemp氏はユーザー日記でMapillaryがアップロードされた写真へ必要以上のぼかしを入れていると訴えています。彼の調査によると111枚の写真のうち92%に「ばかげたぼかし」が入っているそうです。
  • 以前からOSMのエラーをMapRouletteへ登録しているApple社が新たにトルコや南アメリカ諸国のエラーをMapRouletteへ追加登録しました。登録されている課題のリストをAndrew氏が公開しています。新しく登録された課題の多くは道路に関するもののようです。
  • OSM公式ブログに組織的編集ガイドラインを紹介する記事があります。
  • 領土問題が生じている国境のマッピング方法が提案されており、ドイツ語フォーラムなどで議論されています。多くの意見を反映したバージョン1.6が投票にかけられましたが、賛成17票、反対14票、保留2票となり、提案は否決されました。
  • 軟構造建築物(例えば1階がガレージになっていて地震時に倒壊しやすい建物)をタグ付けするbuilding:soft_storey=投票が始まりました。

コミュニティ

  • Tobias Knerr氏はOSM関連のオープンソースソフトウェア開発者達に対し、今年のGoogle Summer of Codeで行うプロジェクトのアイデアをOSM Wikiに追加するよう呼びかけています。
  • Guy-Maurel Konan氏(OSMコートジボワール設立者)がAbidjan市を例にしてOSMに詳細データを登録していることをObservatoire des Mobilités Africaines (OMA)のfacebookページで紹介しています。なお道路および信号機の登録にはミシュラン社が協力しています。
  • Vicksun氏はナイジェリアのOSMコミュニティへ向けたウェビナートレーニングが成功裏に終了したことを報告しています。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMFメーリングリストで、「不正投票」というタイトルで議論が行われています。理事会選挙に関するGlobalLogic社の不正会員登録に関して、Rihards氏は理事会役員および候補者に対し、自身との関係または見解を表明するよう求めました。利益相反や不正投票はOSMプロジェクト全体にダメージが大きいと考えたためです。メーリングリストの議論のテーマは、米国HOT社との利益相反から、OSMF不正会員登録に移行していったようです。理事会役員は、オープンで透明であることが求められています。しかし、一般メンバーからの質問には答えない姿勢も見受けられます。Heather Leson氏(OSMF理事会役員)のメールAllan Mustard氏のリプライをご覧ください。
  • Rihards氏がOSMFメーリングリストに「このスレッド参加者にGlobalLogic社上級従業員と働いたことがある人がいます。役員選挙立候補者にもいます。いろんなソーシャルメディアで誰でも確認できます。」と投稿しました。現在のところ、誰のことであるのか明示されていません。
  • Dorothea氏(OSMF理事会事務補佐)が、GlobalLogic社による101名のOSMF会員登録に関する資料をまとめました。OSMFの議決やメーリングリストでの議論へのリンクなどがまとめられています。
  • SunCobalt氏はドイツやイタリア、ロシア、ポーランドなどの国ではマッパー数に対してOSMFメンバーが少なく、逆にインドやアメリカではマッパーに対してOSMFメンバーが多いことを紹介しています。
  • DWGはクリミア半島をロシア所属とすることを2018年11月に決議しましたが、OSMF理事会はこの決議を12月に却下しました。今回、却下した理由がメーリングリストに投稿されました。この説明について多くの側面から批判が寄せられています。

イベント

  • State of the Mapワーキンググループは今年ハイデルベルクで開催されるSotMに関する記事をOSM公式ブログに投稿しました。この記事にはSotMのスケジュールや連絡先となる各種メールアドレス、ロゴの決定理由などの詳しい情報が掲載されています。
  • バルセロナで開催されたgeomob(2008年にロンドンで始まったジオ技術ファンミーティング)の参加レポートをSteven Feldman氏が作成しました。大盛況であったため、次回の開催が4月24日にさっそく決まりました
  • Crowd2MapTanzania Development TrustUna Quantumが6/3にローマでマッパソンを開催します。
  • 11/22から24にコートジボワールのグラン・バッサムで開催されるState of the Map Africaのロゴが発表されました。Christa Obeng Nimako氏による作品です。ロゴコンテストに提出された作品はWikiページにまとめられています。

OSM人道支援

  • Hartmut Holzgraefe氏が地図作成サービスMapOSMaticに災害対応レイヤーを追加しました。FOSDEM 2019のStefano Maffulli氏の発表でも紹介されました。
  • Bornlove Ntikha氏がタンザニアのCitizen紙のインタビュー受けています。彼がHOTの技術革新部に入った経緯や目指す目標について書かれています。彼は現在HOTがダルエスサラーム郊外の地図を作成するために使うドローンのプロジェクトに取り組んでいます。

地図

switch2OSM

  • 地理空間情報技術関連のブログサイトGeoawesomenessがOSMはデジタル地図作成方法の標準になりつつあるという記事が書かれていて、その中には彼らがそう考える理由も書かれています。

ソフトウェア

  • ボリビアでは乗り合いタクシーが重要な交通手段です。ボリビア系ドイツ人グループが、乗り合いタクシーTrufi用アプリを公開しました。現在はコチャバンバ市のみ対応ですが、エル・アルト市にも対応する計画であり、OSMコミュニティに協力を求めています。
  • MapRouletteがバージョン3.1.3になりました。朝鮮語対応、図形表示、リーダーボードなどが新しくなりました。詳細はMartijn van Exel氏のブログで。

プログラミング

  • Nick Whitelegg氏がハイキング用ARアプリHikarに使うOSMデータベースを動かす安いサーバをNick Whitelegg氏が探しています。現在は英国グレートブリテン島、アイルランド、ギリシャに対応していますが、対応エリアを拡大する計画です。

リリース

  • JOSMの新しい安定版、バージョン19.01(14760)がリリースされました。「JOSMについて」のダイアログにJOSMのインストール情報を表示するタブが追加され、ノードを切り離す際の履歴保持の振る舞いが改善され、「選択へズーム」の動作が最適化されました。また日本語が正常に表示できなかった問題も解決されています。その他いくつかの修正や機能拡張が行われました。

ご存知でしたか?

  • farmshops.euではオーストリア、ドイツ、スイスとその周辺地域の農場にある農作物販売所、市場、食品や牛乳の自動販売機が表示されます。最近養蜂場も表示できるようになりました。

メディア掲載

  • Lucas Selfslagh氏は自身の開発したゲーム「Ghent Theft Auto」のワールドデータを作るためのデータベースとしてOSMを選んだ理由についてMediumに記事を書いています。

その他の “ジオ” な事柄

  • Mapbox社のTom Lee氏が開発者に対してプライバシーの扱いに関する推奨事項やユーザーの位置情報の処理方法を書いています。ここに書かれている推奨事項はユーザーの位置情報をMapbox社が処理する際に用いられているものです。
  • Googleマップで隣国であるコソボ-セルビア間のルートを検索すると、わざわざ大回りしてモンテネグロやマケドニアを経由するルートを出してくることにIan Bancroft氏が不満の声を上げています。リプライではOSMや関連サービスを勧める意見も上がっています。
  • Melanie Eckle氏(HeiGIT)が赤十字社主催の大会に参加し、HeiGITの災害対応プロジェクト等を発表したことを報告しています。
  • ニューヨーク市警察はGoogleに対し、Goolge Mapsに追加されたスピードカメラの位置を表示しないよう求めています。
  • 2018年にSentinel-2衛星が撮影した衛星写真から雲を除去した合成写真をEOX社が作成しました。
  • Google Earth Studioを使うとGoogle Earthのデータから動画をつくることができます。digitalproduction.comに動画作成の概要が説明されています。

まもなく開催

場所 名称 開催日
バルセロナ Mapes i Birres Febrer (Trobada d’usuaris d’OpenStreetMap)[1] 2019-02-15 spain
ベルファスト QuB 2019-02-16 uk
台北市 OSM x Wikidata #1 2019-02-18 taiwan
ケルン・ボン空港 Bonner Stammtisch 2019-02-19 germany
ダービー East Midlands Pub meetup 2019-02-19 england
ソルトレイクシティ SLC Map Night 2019-02-19 united states
Reading Missing Maps Reading Mapathon 2019-02-19 uk
リューネブルク Lüneburger Mappertreffen 2019-02-19 germany
Mumble Creek OpenStreetMap Foundation public board meeting 2019-02-20 everywhere
カールスルーエ Stammtisch 2019-02-20 germany
Scotland Edinburgh 2019-02-20 uk
パドヴァ FOSS4G-IT 2019 (OSMit2019) 2019-02-20-2019-02-24 italy
ソルトレイクシティ SLUG meeting (with OSM presentation) 2019-02-21 united states
Greater Vancouver area Metrotown mappy Hour 2019-02-22 canada
ビエッラ Incontro mensile 2019-02-23 italy
マニラ 【MapaTime!】 @ co.lab 2019-02-23 philippines
カールスルーエ Karlsruhe Hack Weekend February 2019 2019-02-23-2019-02-24 germany
レンヌ Créer ses propres cartes avec uMap 2019-02-24 france
ブレーメン Bremer Mappertreffen 2019-02-25 germany
ディーニュ=レ=バン Conférence « Communs numériques – Cartes sensibles » 2019-02-26 france
Viersen OSM Stammtisch Viersen 2019-02-26 germany
デュッセルドルフ Stammtisch 2019-02-27 germany
リューベック Lübecker Mappertreffen 2019-02-28 germany
Leoberdorf Leobersdorfer Stammtisch 2019-02-28 austria
モンルージュ Rencontre des contributeurs de Montrouge et alentours 2019-02-28 france
ミンスク byGIS Meetup 2019-03-01 belarus
シュトゥットガルト Stuttgarter Stammtisch 2019-03-06 germany
ドレスデン Stammtisch Dresden 2019-03-07 germany
ナント Réunion mensuelle 2019-03-07 france
ドレスデン FOSSGIS 2019 2019-03-13-2019-03-16 germany
Portmarnock Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-03-25-2019-03-29 ireland
モンペリエ State of the Map France 2019 2019-06-14-2019-06-16 france
アングラ・ド・エロイズモ Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-06-24-2019-06-29 portugal
ミネアポリス State of the Map US 2019 2019-09-06-2019-09-08 united states
エディンバラ FOSS4GUK 2019 2019-09-18-2019-09-21 united kingdom
ハイデルベルク Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-09-18-2019-09-23 germany
ハイデルベルク HOT Summit 2019 2019-09-19-2019-09-20 germany
ハイデルベルク State of the Map 2019 (international conference) 2019-09-21-2019-09-23 germany
グラン・バッサム State of the Map Africa 2019 2019-11-22-2019-11-24 ivory coast

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, Rogehm, Guillaume Rischard, SunCobalt, derFred, k_zoar, muramototomoya.

週刊OSM 446

 

2019/01/29-2019/02/04

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Sven Geggus氏が作ったOpen Camping Map 1 | © Sven Geggus © Map data OpenStreetMap contributors

マッピング

  • プリペイドサービスへの入金が可能かどうかを示すタグの提案は一度否決されました。提案者のDanysan氏が内容を手直しし、再度投票にかけられています。
  • SelfishSeahorse氏は地峡natural=isthmusとタグ付けする提案をしています。地峡は海峡の逆で、両側を海に囲まれ二つの大きな陸地を繋いでいる細長い形状をした陸地のことをいいます。
  • Apple社のAndrew氏はApple社がエクアドルチリタイの地域にMapRouletteのタスクを追加したことを通知しました。これらのタスクはApple社のデータ分析ツールAtlasを使って検出されたものです。主に建物と道路が交差していたり、重なり合っている道路を修正するタスクが登録されています。
  • ブルマジーニョ(ブラジル)で多くの死傷者が出たダムの決壊事故は事故後2日ほどでOSMにマッピングされました。Simon Gascoin氏はSentinel-2の画像から泥流の流れを調べていたところ、OSMが編集済であることに気づいたそうです。彼は泥流の広がりを示す画像をツイートしています。
  • Mapillaryは新たに42の地物を投稿された写真から検出できるようになりました。
  • HonourableNath氏は洪水の被害を受けたヤーギネ(マリ)へマッピングに向かいました。OSMマリのブログには彼女が使った移動手段やマッピング前後の画像が掲載されています。

コミュニティ

  • Frederik Ramm氏が法人会員に倫理基準が必要かどうか尋ねていますがまだ答えが出ていません。何か事件が起こる前に話し合っておく方が拗れないのではないでしょうか。
  • ベルギーコミュニティの「今月のマッパー」にベルギーのGuirec Halflants(別名Correcaminos604)氏が選ばれました
  • Tigerfell氏はOSMの歴史を文書として残しておく時にどういった情報を書いておくべきかという考えを披露し、この議論へ参加するように呼びかけています。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMF理事会はクリミア半島の国境についての決定を下した理由をまだ公表していません。Martin Koppenhoefer氏はこの件について再び理事会の議題に挙げるよう呼びかけています。
  • インドのGlobalLogic社による多数の入会申請に関する議論は衰えることなく続いています、

イベント

  • 1/29にグルノーブル(フランス)で開催されたFLOSSカンファレンスでOSMを紹介する講演を行いました。
  • Thomas Rupprecht氏はWiener Beckenの地域で初開催となるOSMコミュニティ向けミーティング「Stammtisch」を発表しました。このミーティングは2/28にレオバースドルフのメーカースペースで開催されます。
  • 2/2、3にブリュッセルでFOSDEM 2019が開催されました。数年前から置かれている地理空間開発ルームも健在です。

OSM人道支援

  • EuYoutH_OSMのエラスムスプラスプロジェクトの一環としてCiaran Staunton氏がポートマーノックコミュニティスクールの学生に360°カメラとMapillaryの使い方について講習を行いました。この講習で身につけた知識は2月に行われるレソトでの人道マッピングに活かされます。
  • ダルエスサラームを2km四方のグリッドで切り、土壌サンプルを集めているコミュニティメンバーについてRamani Huria氏がブログを書いています。サンプルは専門家の分析によって洪水モデルを作るデータとして使われるそうです。
  • タンザニア初の患者所在地追跡システムに関する記事がHOTのウェブサイトに掲載されています。記事では病気の発端となった患者の所在地がなぜ重要なのか、HOTはどのように状況の改善に役立てるのかといった説明をしています。
  • NetHopeとHOTOSMによるデバイス導入支援によってスマートフォンが提供されたペルーにあるGALスクールの学生による記事がHOTのウェブサイトに掲載されています。Ana Paula Figueroa氏とAbril Gomez氏による2つの記事では性差別広告を記録することにした理由や、社会の中で一般的に受け入れられてしまっている性差別の程度を分析することで性差別の根絶に貢献できると考えていること、今度どういったアプローチを取るのかといったことが説明されています。
  • Toronto Observer紙はトロントの国境なき医師団によるMissing Mapsプロジェクトで開催したマッパソンが迫害を受けやすいナイジェリアのコミュニティへどのような手助けができたのかを説明しています。
  • 国連ソマリア支援事務所が、地域の平和維持および紛争回避を目的としたマッピングプロジェクトを開始しました。なおこの活動により得られたデータはOSMに提供されることが決定されました。そのためデータはあらゆる人道支援活動に利用することが可能です。OSM wikiに最初の活動内容が詳細に記載されています。マッピングにはHOTタスキングマネージャーが使われる予定です。また今年のイタリアFOSS4Gマッパソンが開催されます。

地図

  • OpenStreetMapにマッピングされている特定の種類のオブジェクトを充実させるためにはそのオブジェクトに特化した地図を用意するといいと踏んだSven Geggus氏はキャンプ場を表示するためのOpen Camping Mapを作りました。彼はこのサイトを作った理由や技術的な説明をブログに書いています。
  • ベジタリアンやビーガン向けの料理を提供してくれるレストランを探しているならこのオンラインマップやこのAndroidアプリをどうぞ。もうお腹を空かせて帰宅することはありません;-)

switch2OSM

  • ドイツのレストランレビューNGO FragDenStaatが、使用する地図サービスとして当初はYelpを使っていましたが、Googleに変更し、最終的にはOSMを選びました

オープンデータ

  • Christoph Grenz氏はボン(ドイツ)のオープンデータポータルにある情報を表示できるウェブサイト作成しました。このウェブサイトはOSMとオープンデータと比較する機能やJOSMでOSMを編集するためのリンクも持っています。
  • thinkWhere社が欧州の地理空間オープンデータのポータルサイトを開発中です。この開発には、欧州地域の63の地理情報管理局(英国陸地測量部など)が参加するEuroGeographicsが協力しています。

ライセンス

  • Open Data Instituteは地理空間情報で使われているライセンスの手引き公開しました。主に英国で使われている地理空間情報を対象にしていて、英国陸地測量部でよく使われているライセンスとGoogleの独自ライセンスを比較しているほか、OpenStreetMapのライセンスもカバーしています。

ソフトウェア

  • OSMメイン地図で提供される経路検索サービスOpen Source Routing Machine (OSRM)が、FOSSGIS(OSMFドイツ支部)のサーバーで稼働するようになりました。このエンジンはBSDライセンスで提供されており、2台のサーバーで運用されています。Graphhopperサービス(Graphhopper社提供)と同様に、OSRMでは自動車、自転車、歩行者向けの経路検索が可能です。

プログラミング

  • OSMの背景データに使用しているBing衛星画像のAPIキーはRichard Fairhurst氏が管理しています。しかし、Bing衛星画像を提供するMicrosoft社とのやりとりがうんざりするものであるため、管理を誰か代わってほしいとGithubで訴えてかけています
  • Bryan Housel氏はGoogle Summer of Code(GSoC)へOSMのプロジェクトを提案したりメンターになりたい人に対してGSoCのWikiページを見てみるようツイートしています。
  • 公共交通機関の時刻表や停車場位置データを管理するフォーマットGTFSには、路線ルートデータが入っていないケースがよくあります。pfaedle を使うとOSMデータの路線ルートデータを使うことができるようになります。同方法を使ってバーデン=ヴュルテンベルク州のGTFSデータを変換したものをMITFAHR|DE|ZENTRALE社が提供しています。なお変換時のマップマッチング手法の詳細は論文になっています。

リリース

  • OpenStreetBrowserで、検索結果にフィルターをかけることができるようになりました。例えばレストランで検索した後、cuisineフィルターでイタリアンレストランのみを抽出することができます。

ご存知でしたか?

  • Volker Gringmuth氏が作成したOSM入門書には、OSMの基本、データモデル、最初の編集までのサポート、さらにはJOSMを使ったリレーションの作成まで幅広く解説されています。ただしドイツ語です。
  • レーザーカッター等の機器を使って、OSM道路データを物理的に可視化する方法がstreet-patternsで解説されています。
  • OSM SEEDは、OSMデータをローカルで扱うDockerファイル群です。都市計画の検討などに便利です。YouTubeにツールの紹介動画があります。

メディア掲載

  • 欧州委員会合同調査センターが、OSM地図を背景にして観光客向けおススメ施設を紹介するサービスCultural Gemsを立ち上げました。ちなみに、ダンディー市(英国)ではトイレが「おススメ」として登録されていることがEvening Telegraph紙に掲載されました。
  • フネス市(アルゼンチン)のOSMマッピングについてFranco Benedetti氏へのインタビュー記事が地元メディア”Funes en común”に掲載されました。
  • Googleマップの値上げにより、多くのアプリで地図表示に障害が発生していることの解説記事がYorkshire Post紙に掲載されています。例えばアドビ社のLightroomは撮影場所を地図上に表示する機能を削除しました。記事では、Googleの無料サービスに依存することは危険であり、OSMが今後重要になっていくであろうと予測しています。

その他の “ジオ” な事柄

  • デジタルマッピングを制限することの可否について英国貴族院で議論されています。Owen Boswarva氏(オープンデータ技術者)はこの議論を「貴族院では『ロシアのマッピングソフトで外国企業が我が国のインフラの所在地を高解像度調査で特定している』ことを懸念している」と要約しました。貴族院議員であるウィリアム・ウォレス氏は「第二次世界大戦のころであれば、家屋の写真を撮っている怪しい外国人は勇敢な英国人に止められていたでしょうし、それがドイツ人であれば拘束されていたでしょう」と述べています。ドイツ人がマッピングに熱心なのはOSMが生まれる前から変わらないようです。
  • 英国国会図書館がイングランドおよびウェールズの地域名(neighbourhood)集を作成しました。なお地元の知識に基づいたデータの修正を広く呼び掛けています。

まもなく開催

場所 名称 開催日
ヘルシンキ Missing Maps Mapathon at Finnish Red Cross HQ – Feb 2019 2019-02-07 finland
ドレスデン Stammtisch Dresden 2019-02-07 germany
ナント Réunion mensuelle 2019-02-07 france
サンホセ Civic Hack Night & Map Night 2019-02-07 united states
ベルリン 128. Berlin-Brandenburg Stammtisch 2019-02-08 germany
ウルム ÖPNV-Mapathon Ulm 2019-02-09 germany
レンヌ Réunion mensuelle 2019-02-11 france
ボルドー Réunion mensuelle 2019-02-11 france
チューリッヒ OSM Stammtisch Zurich 2019-02-11 switzerland
トロント Mappy Hour 2019-02-11 canada
リヨン Rencontre mensuelle pour tous 2019-02-12 france
ソルトレイクシティ SLC Mappy Hour 2019-02-12 united states
ミュンヘン Münchner Stammtisch 2019-02-13 germany
バルセロナ Mapes i Birres Febrer (Trobada d’usuaris d’OpenStreetMap)[1] 2019-02-15 spain
台北市 OSM x Wikidata #1 2019-02-18 taiwan
ケルン・ボン空港 Bonner Stammtisch 2019-02-19 germany
ダービー East Midlands Pub meetup 2019-02-19 england
ソルトレイクシティ SLC Map Night 2019-02-19 united states
Reading Missing Maps Reading Mapathon 2019-02-19 uk
リューネブルク Lüneburger Mappertreffen 2019-02-19 germany
Mumble Creek OpenStreetMap Foundation public board meeting 2019-02-20 everywhere
カールスルーエ Stammtisch 2019-02-20 germany
パドヴァ FOSS4G-IT 2019 (OSMit2019) 2019-02-20-2019-02-24 italy
ソルトレイクシティ SLUG meeting (with OSM presentation) 2019-02-21 united states
Greater Vancouver area Metrotown mappy Hour 2019-02-22 canada
ビエッラ Incontro mensile 2019-02-23 italy
マニラ 【MapaTime!】 @ co.lab 2019-02-23 philippines
カールスルーエ Karlsruhe Hack Weekend February 2019 2019-02-23-2019-02-24 germany
レンヌ Créer ses propres cartes avec uMap 2019-02-24 france
ブレーメン Bremer Mappertreffen 2019-02-25 germany
ディーニュ=レ=バン Conférence « Communs numériques – Cartes sensibles » 2019-02-26 france
デュッセルドルフ Stammtisch 2019-02-27 germany
リューベック Lübecker Mappertreffen 2019-02-28 germany
Leoberdorf Leobersdorfer Stammtisch 2019-02-28 austria
モンルージュ Rencontre des contributeurs de Montrouge et alentours 2019-02-28 france
ボルドー Réunion mensuelle 2019-02-11 france
ドレスデン FOSSGIS 2019 2019-03-13-2019-03-16 germany
Portmarnock Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-03-25-2019-03-29 ireland
モンペリエ State of the Map France 2019 2019-06-14-2019-06-16 france
アングラ・ド・エロイズモ Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-06-24-2019-06-29 portugal
エディンバラ FOSS4GUK 2019 2019-09-18-2019-09-21 united kingdom
ハイデルベルク Erasmus+ EuYoutH_OSM Meeting 2019-09-18-2019-09-23 germany
ハイデルベルク HOT Summit 2019 2019-09-19-2019-09-20 germany
ハイデルベルク State of the Map 2019 (international conference) 2019-09-21-2019-09-23 germany
グラン・バッサム State of the Map Africa 2019 2019-11-22-2019-11-24 ivory coast

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, Rogehm, SK53, Guillaume Rischard, SunCobalt, TheFive, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.